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北へ 、、テレビ撮影

すこし前の 北国の話、、、 


一般的に カナダ人は 北へ あまり興味を示さない 旅行社のパンフレットも 近いとこではメキシコやフロリダそして カリブ海 ハワイ 、、、 南へ つまり 暖かいとこに興味がある、、、

我々が住んでるところが 地球上では 既に十分に北であり 冬は日照時間が短く カナダの中部や東部は氷か雪か 西部は冷たい雨期になる。 個人的にも 北にはもともと さほど興味はなかった、 

たまたまスキーやスキー映画の撮影をしていた関係で 北に 世界で最もワイルドなヘリコプタースキーができる所がある、、、と聞き、、、そこで撮影されたスキー映画で見て さて 我々もワイルドなアラスカの自然で 撮影してみよう、、というのが 最初のきっかけ、、、


p601.jpg

アンカレッジから 東へ ぐるりと車でまわり、、バルディーズへ 
このあたり 海抜は100メートルほど 氷河が道路そばまで来ている。




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バルディーズのヘリスキーは 上空から見ると 写真の左上の山々のあたりになる。
(この写真はアンカレッジへむかう飛行機から)

確かにここは カナダにある多くのヘリスキーのベースや ロッジと違い お金持ちスキーヤーの優雅なスキーと快適な高級ロッジ滞在、、という雰囲気はまるでない、、、雪崩や クレバス滑落では お互いが 助け合うスタイル 全員がハーネスとレスキュー用のバックバックを背負う、、そんな ハードコアースキーヤーの世界。 
一回で滑りおりる 標高差も 通常の2倍(2000メートル)ほどある。

ちょうど 我々の撮影中 別のグループが頂上の雪の張り出した雪ピで ヘリはホバリング(定位置にいるが半分飛んでる状態)をしながらスキーヤーを下し  ガイドがヘリの前に回ったときに雪ピが 崩れ 500メートルほど 雪ピの塊と 一緒に 滑落してしまった。 
幸運にも ひどいかすり傷だけで 血まみれにはなったが 命は取りとめた。


以前 ヘリスキーの撮影中 雪崩で スキーヤーの仲間が腰まで雪に埋もれ その直後 
カメラクルーを乗せたヘリが目の前 上空30メートルほどから 突然バランスをくずし 墜落 大破し ローター(回転羽)やへリの破片が 下で待機してた我々の頭上を飛んでいった こともある、すべて幸運にも みな助かった。 


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写真の中央 上部に滑っている スキーヤーが小さく見える。
通常 ヘリで スキーヤーを山頂へあげ カメラマンは 途中に下ろす、 
途中におりる 場所がない場合は 頂上から 三脚をもった助手と 途中まで滑りおりてもらう 
撮影では ヘリスキーのガイドさえ 一度も人が滑ったことがない 45度ほどの急な場所も多々あり ヘリから状況を伝えるが その最終判断は彼らの 経験と技術に頼ることなる、もちろん移動中の雪崩の可能性はかなり高い、 

もう一台のカメラは ヘリに乗り込んだまま撮影、ヘリの片方のドアはすべて ボルトを抜いてはずしてしまう。

見える風景は すけすけの パノラマ状態になる、もちろんローター(羽)と移動の風で寒い、ヘリから落ちないように ベルトとハーネスを付ける、カメラマンは半分体を外へ出した状態、ヘリに乗り 無線で雪上のカメラクルーとヘリの位置と動きの打ち合わせをし  スキーヤーにルートの指示を出し いよいよ撮影開始になる 
真っ白な斜面に スキーヤーの滑った跡が着くとその斜面は 再度 使えないので 
一発 勝負となる。 

2機のヘリを使い もう一機に 滑ってるスキーヤーの上空を飛んでもらうこともある。  スキーヤー、カメラマン、 ヘリのパイロットたち それぞれの意図とタイミングがすべて 合わないと いい映像が撮れない。 
スキーヤーが転倒を恐れ緊張しすぎると 良い滑りにならないので、、 
この贅沢な瞬間を 常におもいっきり楽しんで滑るように伝え スタートの合図をかける、、、
緊張と快感のひととき。 、、別名 アドレナリンジャキーとも言われる。 

 


余談、、、
~~~~ こうやって 書くと 非常に危険なことを やってるように見えるが 、、、
スキー場で遭難や怪我で亡くなる人の数より スキー場へ行く道で事故にあう数も確率も こちらのほうが はるかに高い。

ヨットで荒れた海を航海し 街へ戻り、 車を運転し はじめに感じることは、
ちょっとした 不注意 や 操作ミスで わずか 1メートル弱 ずれただけで 対向車線へ、、、 
一瞬のうちに 何台もの車を巻き込む 大きな事故になる。
いかに 危険な社会に生きてるか が 再認識させられる。
小規模の交通事故など あまりにも多く 二ユースにさえならい時勢 すべては 慣れという
恐怖心の欠如のように感じる。 

歩行者の歩く信号でも おなじことが言える
多くの人が いまだに携帯で 運転中テキストメールをおくり 化粧をし 電話をかけながら運転している 、、、違法になってるから 下で見えないように メール作成をし そのため 事故は増えたという。
私は歩道でも 日本の電車のホームでも 最前列には 立たない というより 怖くて立てない。

~~ とは 言っても どこへいても 事故はおこるし 
、、、結論は できる限りの準備をしたら まぁ あとは運命にまかせて、、、。





ヘリより 撮影中 アラスカの山々 
テレビをデジカメで 撮ってるため 
映像にノイズが入ります。


9pmころ撮影 実際より すこし 色が赤くなってます。
4月のアラスカは日没が11pmころ 








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街道沿いの アラスカらしい バー、  ヘリスキーのガイドの一人。



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セスナで視察中。

何万年もかけて 大陸へ太平洋の海底大陸プレートがぶつかり 幾度もの氷河期を超えて
出来上がった風景 








そして、、、なぜか、、翌年  北国への 機会が また 訪れた、、、


ch 01
カナダの中央部 マニトバ州の北端 チャーチルという村へ 
写真、手前の石は 氷河の移動で削られ つるんと まるくなってる。

陸路はない アメリカ国境近くにある 州都のウィニペグから24時間かけて 列車でゆくか 飛行機、、、
目的は 白イルカ ベルーガを撮影するため 

ウィニペグから チャーチルへ ゆく 小型機のターミナルで、、あれれ、、、どうも 雰囲気が違う、、、
、、 初めて イヌイット と呼ばれる人たちに 出会う。
カナダに住んでいても 北極圏の村を訪れないかぎり まず 彼ららの集団や 民族衣装を見かけることは ない、

カナダの少数民族の人たちの 顔も 民族衣装も 赤ん坊を背負う方法も服も違う~、、
なかなか おもしろい 自分が育った近くの 漁師村のおじさんに よく似た人たちが たくさんいる、、おもわず 日本語で話かけそう、、 一万年もまえに モンゴルから 移動してきたという話が 信じられる顔つきだ。われわれと同じ先祖だろう。




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チャーチルの郊外? の風景 
チャーチルという町には 数ブロック分の 道路も車もある が 町からは出られない 
まぁ ちいさな島みたいなものかな 、、
人口 923人 (2006年)
半分は イヌイット 半分は 鉄道 飛行場 国立公園管理などの政府で働く 白人系のカナダ人が住んでる
撮影隊と 毎朝 おなじ人気のCafe&ベーカリーへ ゆく ほかに選択の余地がほとんどない 
毎朝 村長さん 警察のみなさん 政府の公務委員のみなさん 地元の人 みなさん ここへ 集まってくる。

 
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蚊が多いという イメージは南のジャングル、、、しかし ここは 夏の短い間に 一斉に蚊が 発生し 
元気いっぱいに 活動する、、、  goolemapで 見てもらえると このまわりが いかに 湖や沼地が多いかがわかる。

このカリブー(となかい)の群れは 蚊からの 攻撃を逃げて 風のよく吹く 海岸線に避難してきている群れ。 





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シロクマの親子 撮影中のヘリから 






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夏は観光客も訪れる シロクマと 子供を生みにやってくるベルーガの大群を見にくる 
これは 観光用の車 檻に入るのは 人間。







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この時は それぞれ 違った会社から 集まった人たちで 上下関係がなく それぞれの役割を それぞれが淡々とこなす プロの集団で 気持ちよく働ける 人たちだった。 
ベルーガの水中撮影のため 水中カメラと専門のカメラマンもいる。


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群れが こちらへ むかって来る、、、
この時期だけ 子供を生むために このチャーチルの湾へ 北からやってくる。


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みるみるうちに 近づいてきた 
追っかける 必要性がない 





IMG_0006 ch
水族館で見る ベルーガは よく 泡を出して 自分たちで 遊んでいる。
小舟のスクリューが作り出す 気泡がおもしろいのか ぎりぎりまで 近づいてくる 
スクリューにあたらないのか 心配になる。

撮影のため 空からみると 湾のまわりに 数えきれなほどの ベルーガの群れが 押し寄せてきている

干満の差で 浅瀬に取り残されたベルーガを シロクマは狙ってる。

ベルーガは このあたりに住む イヌイットの人たちにとっては 何世紀も肉や 油をとる 大切な生き物 
やがて 西洋人が使う 機器や車の 油として 使うようになり 
乱獲され どこででも おこってるように 自然のバランスが崩れる。
 
地球の温暖化で シロクマの危機が 伝えられている 

 完全に凍結しなくなった北極海では 輸送航路確保と地下資源開発のため 各国(アメリカ カナダ ソビエト デンマークなど)の権利争いがはじまっている。


人口923人の この村も やがて 高層ビルが 立ち並ぶ 大都会の港街になる可能性も高い。


IMG_0005 ch r Tシャツの絵

チャーチル 人気NO1のカフエ&ベーカリー Gypsysへ 毎朝村の人たちが あつまり のんびりすごした日々が 色あせた開拓時代の写真のように 遠~~い昔話となる日が もう目の前なのかもしれない、、、、。 




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はぐれ雲 ys

Author:はぐれ雲 ys
風の吹くまま 
気の向くままに、、、 

カナダの海 世界の海 
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ys11kaze@yahoo.co.jp

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