Yukon 2016

久々に カナダの北 ユーコン州への旅 案内
まずは Vancouver から 州都のWhitehorse へ 2時間15分のフライト
州都と言っても 人口わずか 2万3千人 州全体でも 人口わずか 3万6千人 面積は日本の1.3倍
主な産業は鉱業で、鉛、亜鉛、銀、金、銅など。
最高気温は34℃ 最低気温の記録は ー52℃
10月には 雪が降り始めるので その前の9月が狙い目
8月末から 9月にかけての 紅葉(主に白樺 ププラ系の黄色 と ツンドラ低木の紅葉)
この時期は 10時には暗くなるので オーロラが見えることもある。
6、7、8月は 観光客も多く 夕方に 大量の蚊が発生するので
やはり この時期9月初めが 個人的には ベストシーズン
9月の気温は 15〜2℃くらい。


今回は ミニバンのレンタカーを借りて 街道沿いの宿やキッチン付きのロッジに泊まりながらの旅案内
Yukonは 19世紀末に金鉱が発見されたと言う噂が伝わり、採掘者の流入で人口増加が始まった。
砂金を採ってる絵がこの州の ロゴ 幹線道路を外れると 未舗装路が多いので すぐにホコリだらけ
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今回のおおまかな 旅のルート アラスカとの国境近くには
北米最大の巨大な氷河の塊があり そこにはカナダ最高峰 Mt Rogan 約6000メートルがあるが
山脈の幅があまりにも広く 道路からは見えず 軽飛行機で 空から見るか 太平洋側からしかMt Roganは見えない。
南に下りると アラスカ州のヘインズと 州都 ジュノーへ行ける。
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ホワイトホースから 西へ Haines Junction ヘインズジャンクション 紅葉と山には初雪 丁度いいタイミング
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Kluane Lake ユーコンからアラスカへ抜ける アラスカハイウエイ 長距離自転車ツーリングの人もたまに見かける。
アラスカから ユーコンを抜け アメリカ 中米 そして 南米の南端 パタゴニアまで 一年ほどかけて自転車で旅する人もいてこの道を通ってゆく、、ゆっくりだけど 自分の足で 旅をする、、 ロマンを感じるな〜〜〜。
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Kluane Lake 全長約90キロの 湖 釣り人も多い とは 言っても野球場に人がゴマ粒一つくらいの割合。
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巨大な淡水マスが釣れるらしく 宿にも1mを楽に超える マスの剥製が飾ってあった
前回のユーコンの旅でも トラックに積んであった 魚があまりにも大きく まるまる太っていて
キングサーモンか?と訪ねたら 湖のマスだよって、、、
釣りサイトから お借りした写真 巨大なマス
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こちらは 淡水カマス こんなのが釣れるとは! 次回は釣具持参かな?、、、、

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Kluane Lake の宿には 新月に合わせ宿泊 オーロラが見えないかな〜〜と かすかな期待
5回 の旅で1回見れたら良い方 そのくらい 見えそうで見えない
出てても 曇っていたら見えない。
10時過ぎや 3時ころに出ることもある
一晩中 起きているわけにも いかず なかなか 難しい。


湖沿いに 虹が出てくれた 今夜は晴れるといいのだが、、、
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10時半過ぎ 待望のオーロラが北の空に出始めた、、、さて 広がってくれるか??? 、、、。
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車で 明りのない所へ 移動、、、、、
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アラスカハイウエイ 上に オーロラが出始めた、、、



お〜〜〜〜 空に 広がり初めた、、、
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通常は白っぽい グリーンで 太陽のフレアーが大きい時に見れる オレンジや赤はなかなか 見られない
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オーロラ予報では1〜9の 4と5 中間あたり、、、 それで ここまで出てくれたら 十分! 満足 、、
オーロラに関しては 欲を言ったら 切りが無い。
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三脚を忘れたので 道路上に置いて セルフタイマーで撮影。多少ぶれてるのと コンパクトデジカメなので 解像度はそこそこだけど 十分にその雰囲気は伝わるでしょう。



Kluane Lake クルアネ レイク 氷河湖らしい 明るいブルー この湖沿いに 南下
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Haines junction から Haines Alaskaへ
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途中のハイキングコースへ、、、、ここにいる熊の多くは巨大で力が強いグリズリー 腰には 熊用スプレーを下げて、、、
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ここのサインの表現方法が 気に入ってる 熊に注意 とは書いてない
You are in bear country. ここは 熊の居住地
つまり あなたは 熊がもともと住んでる 居住地に 入るんだという 意識、
、、、、、あらゆる生物が共存する地球なのだから 当たり前のことを書いている。



森を抜けると ファミリーが きのこ を探しながら 登ってきた。 氷河が押し出した岩の上をハイキング中
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峠越え、、 氷河が見える
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樹木の森林限界を遥かに超えてきた
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厳しき気候の高山ツンドラ独特の 苔がそだっている。
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アラスカとは言っても この道はヘインズへ行く 行き止まりの道 、田舎の小さな 国境越え
アラスカ州のプレートは このグリズリーがロゴ
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Haines ヘインズの町へ 到着 、、人口わずかに 2500人 1880年代のゴールドラッシュ時には 3万人を超える人がいたという。 その後 鉄道の建設が このHainesから ではなく 海を隔てた Skagway になったため 町は衰退していった
1942年 日本軍の侵略を想定し アラスカハイウエイがわずか8ヵ月で建設され 同時にここHaines が日本軍を迎え撃つ米軍の基地となった。 ちなみに このゴールドラッシュで 一攫千金を成し遂げた人たちは 金を掘りに来た人たちではなく その人たちを相手に飲み屋などのビジネスをした人たちだという 〜〜〜なるほど、、、、わかるような話し。
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当時の兵舎と住居跡 で いまは 一部 ホテル 一部 住宅となっている。落ち着いた 美しい建物が並んでいる。
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隣のSkagway は 大型のクルーズシップが何隻も入る 賑やかな 観光地 ギフトショップが軒を連ねている街
個人的には この少々 さびれた田舎町 Hainesのほうが 地元の人々の暮らしが見えて興味深い。

そして 今回このHaines を滞在先に選んだ 大きな理由の一つが
グリズリー見物、、、
宿から Chilikoot River まで車で20分ほどで グリズリーが遡上中の鮭を食べにきてるとこに着く
さて 今回は見えるか?、、、 昼頃 行ってみたが 見当たらない また 夕方戻ることに、、、



Chilikoot River 夕方戻ると、、、、
通常は これくらいの距離から 眺めるのが 安全圏 または コレくらいの距離から 望遠レンズで大きく撮る
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しかし このグリズリー見物スポットは 道路沿いの川 に 森からグリズリーが道路を渡り 川に来る、 つまり
見物してる 我々の 後ろの山から 降りてきて すぐ横を通り抜け 川に行く、 立ってる場所が悪いと
おい そこは オレが通る道 邪魔だよって熊に突かれる感じ、、
見物用の展望台も柵も 全くない、、 ワイルドな熊見物。




そして 今回は ついにこの距離まで接近、 上流から どんどん移動してきた熊の親子 森でこの距離だと かなり危険、
しかし 鮭が豊富な時期 川では 人には興味がなく
刺激しないかぎり 通常は 安全と言われている 、、が???

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上流にいる グリズリーを望遠レンズで撮影してた カマラマン、、 慌てて逃げて行った(x_x;)
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小型だが 肩の盛り上がりを見ると グリズリーのようだ。

我々は この熊から 約4〜5mの距離 もちろん 見物用の柵などない もし こちらに興味をもって上がってきたらと思うと ひやひや(x_x;)、、、片手にカメラ 片手に熊用スプレーをもって 撮影中、、、。

参考までに、、、
黒いケースは腰に拳銃のように付けるためのもの、
熊用スプレーは 一度テストして見ることを お勧め 一本無駄にはなるけど命には変えられない、、
スプレーのとき風向きが悪いと自滅する それに 意外にも スプレー缶の噴射時間は5〜6秒と短く
噴射距離も3〜4メートルくらい とは言っても 3〜4メートルなんて距離まで待てないし
一気に襲ってきたら この距離では対応無理 、
できれば 2本持って 1本めは 風が自分のほうに吹いてなければ (吹いてたら周りこむしかない)
10メートル弱くらいで威嚇噴射し(風向きが良ければ効果ありそう)さらに近づいてきたら2本めを 近距離噴射。
期限切れのスプレーがあったら テストしてみることをお勧め。
風向きを考えずに テストしたら その噴煙でむせ込み 涙ぽろぽろ と ひどいことになった経験あり(x_x;)
色々な参考資料を見ると 銃より このスプレーのほうが 効果があると言われてる。。。
しかし これがあるから 安全と思うのも 大きな間違い。
すべての熊が襲ってくるわけではないし 確率は交通事故のほうがはるかに高いとは 思うけど 、、、
彼らの日常の生活圏に我々が入ってるかぎり、、
、、知識を得て 準備しておいたほうが より自然を楽しめるように思う、、、。
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、、、、
翌日は ヘインズの港から30人乗りの船で 陸の孤島 船か飛行機でしかいけない アラスカ州の州都 ジュノーへ


氷河で削られた フィヨルドを航海中 運が良ければ クジラ シャチなど見られるかも、、、。
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途中 フィヨルドらしい 風景が見える
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ジュノーのはずれの町に到着
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州都ジュノーの街は 大型クルーズシップが何隻も停泊していて オプショナルツアーの観光案内と
ギフトショップのオンパレードで 人も多く 賑やか、、、、いかにも観光地という 雰囲気.



郊外にある Mendenhall Glacier を訪ねた
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その隣の滝
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ジュノーからの帰りは まだ 移動してない クジラと遭遇、、、 もうすぐ ハワイへ向かうらしい。
ハンプバック ウェール (ザトウクジラ) クジラの中では 胸ビレが大きく 最速のクジラ
標準的な個体では体長11 - 15m、体重30tほどの中型 餌はオキアミ、ニシン、サバ、カラフトシシャモ など
ザトウクジラは歌を歌うクジラとしても知られている
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そして 海では最強 天敵のいない シャチ 優雅に泳いでゆく。
定着型(魚 サーモンを食べる)と移動型(魚のほかに アザラシ クジラなども食べる)のシャチがいて
凶暴なイメージのシャチだか 人を襲った記録はない。
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アシカの群れ 200頭 くらい いそう、、、
これらの大型動物が生息していけるだけの 魚が この海域には まだいるということになる。
以前はもっと大型動物も多かったのかもしれない。
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森も熊もクジラもプランクトンも 鮭も シャチもアシカも、、そして人も、、、
、、、、、みな 地球のバランスと自然の摂理の中で生かされてる、、、
、、、そんな 当たり前のことに ふと気づかせてくれる 自然、、。



この時期から 海は結構荒れることが多く 雨も多くなり この船の観光自体 この数日後には終了する
このあと9月末には 雨季入り 内陸部は氷点下で 雪となる。
今回は 晴天と穏やかな 海に恵まれ とても快適な船旅でした。

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今回 滞在した宿 キッチン付きロッジの風景
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Yukon ホワイトホースへもどる


ここでは 水上 飛行機が車に乗るような感覚で使われている 手作りらしい飛行機もある 、、ユーコンリバー 沿い、、、
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夏 特に6月後半は 日照時間が20時間を超える
10月後半から 4月まで 零下の気候 日照時間も短くなる 12月には4時間ほど、、


州境のサイン Yukon is Larger Than Life 、、Yukonらしいロゴ 下はカナダの公用語 フランス語
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アラスカや ユーコンの旅をすると 毎回 思うこと、、、 それは
、、、、一枚の写真にすると なんとも 迫力のない 地味な 写真になってしまう。

その場に 立ち じっくり 風景に溶け込んで初めて感じる 北国 ツンドラの魅力、、そんな
Yukon is Larger Than Life 偉大なる 大自然 ユーコン

、、日々の細かいトラブルや悩みなど 地球の大きな流れからすると 些細なことだよ〜、、、
、、くよくよしないで 生かされてる今を楽しめって、、、そんなことを教えてくれてるような気がする。




、、、、、、、、、、、、、、、、

、、、、、撮影で訪れた さらに 北の イヌイットの村がある 北極海の 話しは 「北極海 の村」のページで紹介

http://kazecanada.blog110.fc2.com/blog-category-17.html


北極熊と ベルーガの 話しは 「地球の北のほう」のページで紹介です。

http://kazecanada.blog110.fc2.com/blog-category-16.html



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